保育園で採用面接をやってる、ひよこりすウサギです。
この記事では
- 保育士の仕事をしたいけど、社員・パート、派遣どれが向いてるんだろう
- 社員とパートと派遣はそれぞれどう違うか知りたい
という人にために
- 目的別に
- とにかくわかりやすく
- おすすめの働き方
を紹介します。
保育士の働き方は正社員・パート・派遣の3つ
保育士としてお仕事をしたい
と考えた時に、正社員かパートの2つだと思ってる人もいると思いますが
保育士として派遣で働くという選択肢もあります。
今回は保育士として働きたい人の目的に合わせて最適な働き方を紹介していきます。
ここから目的別におすすめの働き方を紹介していきます。
- 保育士としてキャリアを積み上げたい
- しっかり稼いで家族を養いたい
- 余った時間を有効に使いたい
の3つで考えていきましょう。
保育士で主任や園長になって年収アップしたい人におすすめの働き方
- 主任や園長になりたい!
- 年収500万円を越えたい!
という目的で保育士をやるなら
正社員
で働くのがおすすめです。
将来的に役職者を目指す場合、基本的にパートや派遣で働くという選択肢は推奨しません。
一番の理由は「書類選考で職歴がとても大事」だからです。
保育士全体の数に比べて、主任や園長といった役職者が絶対数が圧倒的に少ないです。
なので、効率よくキャリアアップするためには役職者として転職するのが有利です。
その際に重要になってくるのが職歴。
パートや派遣期間を挟むよりも、隙間なく正社員として経験を摘んでると保育園の人事や採用担当の目にとまりやすくなります。
実際に役職者を目指して応募してくる保育士の場合
書類選考を通って一次面接に進む事が出来る人の履歴書をみてみると、正社員での経験年数が70%以上の人が多いです。
保育士としてキャリアを作っていきたい
と考えてる人は保育士資格を取得したら正社員として働くのがおすすめです。
年収やキャリア目的なら正社員一択です。
保育士でしっかり稼ぎたいという人におすすめの働き方
- 生活するのに月収20万以上稼ぎたい
- 主な収入源として保育士をしたい
という目的で働きたい人には
正社員
派遣
のどちらかをおすすめします。
基本的には正社員を推奨しますが
- ワークライフバランスを大切にしたい
- 人間関係で悩む事が多い
- 副業でも収入を得たい
という人には派遣のスタッフとして保育の仕事をするのがおすすめです。
保育資格があれば正社員でも派遣スタッフでも年収300万円以上、稼ぐ事もできるので
メインの収入源として働く事が出来ます。
ワークライフバランスや人間関係の悩みは転職の時に、しっかりとリサーチすることで正社員でも解決する事ができます。
一方、副業に関しては、Wワークを認める会社が増えてきたと言われていますが、正社員は副業禁止という保育園がまだまだ多いのが実態です。
- 将来的に副業をメインにしたい!
- 残業をしたくない!
という人には派遣スタッフとしての働き方がおススメです。
あまった時間を使って保育士をしたい人におすすめな働き方
- 少しスピードを落としながら保育を続けたい
- 子育て中のあまった時間で働きたい
- 産休明け、育児休業明けに復帰したい
という目的で気持ちで保育士をするなら
派遣
パート
のどちかがおすすめです。
どちらも週に2回くらいから2~3時間で働く事ができます。
2つの違いは
- パート保育士は同じ園で働く
- パート保育士はサービス残業の可能性がある
- 派遣スタッフは保育園を変更できる
- 派遣スタッフは時間できっかり管理される
といった感じです。
派遣スタッフは時給がいいけど不安定
と思われがちですが、コロナウィルスが流行ったり、緊急事態宣言が発令されてみて雇用が守られたのは派遣スタッフの方でした。
そして、多くの保育園では人手不足が続いてるので、数年単位で契約が続いてる人が多いです。
家の近くの保育園で働きたいなどの理由がないのであれば
時給も待遇も良い派遣スタッフとして働くことをおすすめします。
まとめ:目的にあった保育士の働き方をしよう
というわけで、保育士としての働き方を目的別に紹介しました。
最後に改めてまとめるとこんな感じです。
将来は主任や園長になりたい
→正社員で働くのがおすすめ
保育士で収入を安定させたい
→正社員・派遣スタッフで働くのがおすすめ
副業やワークライフバランスを重視するなら
→派遣スタッフで働くのがおすすめ
保育士で短時間だけ働きたい
→パート・派遣スタッフで働くのがおすすめ
今の保育業界は慢性的な人手不足と言われているので
求職者に有利な状況が続いています。
自分の環境や状況にあった働き方を選びやすくなっているので
まずは転職サイトや転職エージェントを利用してどんな条件で転職できるのかを確認してみることからはじめましょう。