理事長の御威光!ワガママ保育士の行動に園長の堪忍袋の緒が切れた

大田区に住んでいる認可保育園に勤めてる保育士6年目です。

誰かをひいきする事は、何も政治の世界だけではありません。

政治の政界に忖度があり、ボクシングの世界には奈良判定があるように、保育園にも「園長知人」という強力なえこひいきがあります。

今回お話しするのは理事長のコネで入った「ワガママ放題な保育士」のお話です。

「ワガママ放題な保育士」もですが、園長に対しても正直イラっとしていました。

コネ入社はろくなことになりませんね。

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ダメ絶対!コネ入社は保育園の職員全員のストレスです

私が務めていた保育園は、理事長の権力が強い社会福祉法人の保育園でした。

社会福祉法人にありがちなブラック保育園で人の入れ替わりが激しく、従業員30人前後の小さい保育園なので毎年面接で5人以上入ってくる感じです。

そして、その年も新人の先生が入ってきましたが、今年入ってきた先生は「理事長の友達の娘」というなんとも恐ろしい肩書を持つ新人保育士でした。

初出勤の日には茶髪のロン毛にミニスカート、ブランド物のアクセサリーを身につけてベンツの助手席に乗ってご出勤という、なかなかパンチが効いた登場をしてくれました。

そんな期待の新人保育士に、園長先生も苦笑いしかありません。

保育の現場に入ってみても、言われた仕事を全くせずに、なんだかんだ言い訳を言い、結局先輩がフォローするという日々が続きました。

この新人保育士は園長先生が自分の事を怒れない事を知っているので、本当にワガママ放題といった感じでした。

当然、保育園の人間関係はぎくしゃくです。

怒りたくても怒れず、イライラが溜まる園長先生

弱腰な園長としわ寄せが来ることにストレスフルな保育士たち

上手くいくわけがありません。

そんな状態で半年ほどたった時、新人保育士が、私と2歳児を担任することになりました。

期中に突然担任になったのは理事長の御威光です(笑)

私は上手く連携を取れるか不安でしたが、こまめに声をかけながら仕事を進めていました。

しかし、分担して持って帰った製作準備は「家に忘れてきてしまいました」「家にハサミがありせんでした」など、絶対嘘だろうと思うような言い訳をされ、子供の活動に支障が出ると思い、結局は私が負担する羽目に…。

そんな中、保護者からの伝言を新人保育士が忘れるという事件が起こりました。

「今日は少し体調が優れないので卵を抜いてください」と保護者から伝えられていたのに、その連絡を本人もすっかり忘れいたせいで、他の保育士共有されておらず、その子は卵の入った給食を食べそのまま家に帰してしまいました。

そして次の日保護者の方から「昨日連絡しましたが卵は抜いてくれましたか?昨晩蕁麻疹と高熱が出てきたんですが」と電話がありました。

新人保育士に確認すると「あっ!」の一言のみ。

子どもの命に係わる事でもミスだったので園長先生に報告して、指導して貰わなければと判断した私は、一緒に職員室にいき、事情を話したのですが

「朝のバタバタした時間は仕方ない、気にしなくても良い」

の一言で片付けられてしまいました。

さすがに私は納得いかなかったので

「今回は命に別状はなかったですがアレルギーはもっと慎重に取り扱うべきでは無いのか」

と伝えたところ

「終わったことだし、何もなかったんだからいいじゃない…。そんな大切なことはノートに書いてきてもらうようにあなたから伝えて」と逆に言われてしまいました。

これを機に新人保育士は、何かミスがあっても自分は頑張っているのに助けてくれない…といった雰囲気を出すようになりその度に、周りがますます嫌な思いをするようになっていきました。

私たち職員ではどうにもならないなと思っていた時、保護者の方から

新人保育士に伝えても伝わっていないことが多い

言い訳をして子供の思いによりそってくれない

など苦情が入り始めたのです。

そうなると、園長先生も目をつぶり続けることは出来なくなり、度々注意するようになりました。

他の保育士もこれを機に心を入れ替えて仕事をしてくれたらと思っていたのですが、人に叱られるということが今まで無かったのでしょう。

叱られると一気に嫌気が指したのか、グチグチ文句を言い始め、園長先生に対して

「私は褒められて育つタイプなんで、こんなに注意されるなら保育士嫌なんですけど。料理めっちゃ上手いんで調理員として雇ってください」

と言う発言に、いままで我慢に我慢をしてきた園長先生の堪忍袋の緒がきれました。

「いい加減にしないさい!保育園は遊びばじゃありません!あなたの無責任な態度が、子どもや保護者、周りの仲間にどれだけ迷惑をかけてるかわかってるの?、心を入れ替えなさい」と一喝したのです。

この言葉にやっと私たち職員のモヤモヤしていた気持ちが晴れたように思います。

そして、そこまで言われ、プライドが傷ついたのか、園長が怖かったのか、次の日から彼女は保育園に来なくなりました。

その後、理事長と園長先生の間で、壮絶な何かがあったようですが一般職員の耳には最後まで入ってこなかったので本当に壮絶な話し合いだったのだと思います。

保育士におすすめの利用した転職エージェント

社会福祉法人の嫌な部分を体験してしまったので、大きな組織の小規模園で働きたいと思って昨年転職しました。

その時に利用したのが 「キララサポート」 という転職エージェントです。

キララサポート」 はしっかり話を聞いてくれて、私のペースに合わせて面接を設定してくれました。

私みたいに押し売りが苦手な人にもおすすめできる転職エージェントでした。

ワガママ保育士の話をしてくれた保育士さん

どの子どもの服かをニオイでわかる様になったら一人前 さん

保育の中で好きなのは子ども達が虫を見てる姿が好きです。

昔はいつまで見てるんだろう…

と思ってただけでしたが、子どもの目で見てる世界を想像するととても楽しいですよ。

ストレスがたまった時には、ゴルフの打ちっぱなしに行っています。

へたくそですが、たまに「パシーン」って音がして遠くまで飛ぶとストレスもとんできますよ。

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