その場にいなくても園児トラブルはクラス担任が悪い!保護者に賛同しかしない園長

幼稚園教諭として3年間、認可外保育園で保育士として現在も働いていています。保育士歴は2年目です。

保育園や幼稚園で働いていると、毎日の様に何かしらのトラブルが起きますよね。

園児同士のケンカなんかもしょっちゅうですが、大抵その日のうちに解決する小さいトラブルですが、まれに大きなトラブルに発展する事もあります。

子ども同士の主張があって、お互いに謝れない時に仲裁するのが幼稚園教諭、保育士の仕事ですが、保護者が納得してくれない時には園長は心強い存在。

のはずが、私が働いていた幼稚園の園長は保護者に良い顔しかしないで、すべてクラス担任のせいにしてくる園長でした。

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園にいない時のトラブルも担任の責任!何も庇ってくれない園長

これは幼稚園教諭として私立幼稚園で勤務していた時の出来事です。

その幼稚園はいわゆるマンモス園で3学年の全園児は500人を超えていました。

先生の数も多く、送迎は徒歩通園だけでなく、園バスでの送迎もありました。

園バスは3台が3ルート回るという大規模なもので、そのバスに添乗するのは担任を持った職員でした。

登園の時に3ルート目のバスに添乗することになると、時間的に担当するクラスの子ども達を見ることができないので、誰かが2クラス分の園児を見なければいけません。

降園時も同じで1ルート目のバス添乗の先生は他の先生にクラスの園児を見て貰わなければいけません。

その状況も今となっては疑問ですが、当時新卒で務めた幼稚園ですので、そういうものだと思っていました。

ある日、私がバスの添乗担当をして、保育園にいない時に「男の子が女の子のスカートを触っていて、下着が見えてしまった」というトラブルが起きました。

私はルールどおり、隣のクラスの先生に担当クラスの子供たちをお願いしていましたが、なにせ大人数。

隣のクラスの先生も他の職員もトラブルを目撃していませんでした。

バス添乗が終わり、私がクラスに戻ると子ども達に聞き取りをしていました。

子どもたちの話では、ある女の子のスカートを男の子が触っていて、女の子は嫌がっていたが辞めずにスカートを触り、下着が見えてしまったとの事でした。

普段涙を見せることが少ない女の子が泣いてしまっていたことと、デリケートなトラブルであったため、保護者にお伝えすべきことだと判断し、子どもたちと本人たちの話をもとに、双方の保護者にお伝えしました。

その結果、女の子のご両親も「分かりました」と納得し、男の子の両親も「家でも注意します」と無事に解決しました。

が、翌日、事態はややこしい事に…

被害者の女の子の保護者はその日の出来事が許せなくなったと連絡がありました。

さらに、加害者となった男の子は園では自分の非を認めていましたが、家では「そんなことやっていない」と言っているとこちらも連絡がきたのです。

正直私もバスに乗っていたので実際に見たわけではなく、隣のクラス担任もその時は目を離していたということで大人の目撃情報がなかったのが致命的でした。

意見が食い違っていてもどうすることもできません。

何度も子どもたちから聞き取りを行っても、子どもは数日経てば何のことだか分からなくなり、両保護者が怒っている状況に収集がつかなくなり、副園長、園長に相談しました。

そして園長提案で男の子保護者との面談が行われることになったのですが、その面談が有り得なかったのです!

園長、副園長も同席し、男の子の保護者との面談がはじまりました。

私が今までの経緯を順を追って説明すると、なぜか園長と副園長は保護者の味方ばかり!

「子どもが自分の前で話したことを親としては信じたい、だから女の子の親には謝らない!」という保護者に対して「お母さんの気持ち、分かります。」と賛同の嵐…

気持ちよくなった保護者のリアクションは大きくなり、それに比例して園長たちのうなずきも芝居じみていきました。

結局、担任が全部悪い!はい、謝って!ということになりました。

その場を切り抜ける保護者向けの対応かと思ったら、面談が終わった後もお説教タイム…

バスに乗っている時に園内のクラスでおきたトラブルをどう解決するのか教えてくださいよ!

とは言えず、涙を流したのを覚えてます。

もちろん担任するクラス内で園で起きたトラブルなので謝罪はしますが、全面的に保護者の味方、トラブルを起こした職員が悪いという態度が信じられませんでした。

バスに添乗する当番を作ったのも、隣のクラスの担任に子供たちをお願いする決まりを作ったのも園長はじめ、昔からいる職員のはずです。

なのにその体制を見直します、などという発言はなく、保護者の気持ちに賛同するばかりでとても悔しい思いをしました。

その後、女の子の保護者に謝罪を繰り返し、女の子側に折れてもらう形でそのトラブルは収束しましたが、なにも助けてくれなかった上長への疑問、怒りは今でも忘れません。

今、幼稚園バスでの事故が注目されています。

園バスは保護者にとって、とても有難いものだと思いますが、園内外でのトラブルも考えられます。

バスに添乗する職員は添乗することで起こりうるトラブルを必ず洗い出し、園の方針に不安がある場合は検討するなどしてトラブルを回避し、感じる必要のない悔しい思いをすることのないようにしていってほしいです。

そしてもし自分が上の立場に立ったら保護者の意見はもちろん聞きますが、下のものをできる限り守ってあげ、園の体制が安全なのか何度も考え直し、議論できる環境を作っていきたいです。

保育士におすすめの利用した転職エージェント

バス添乗のトラブルをきっかけに、送迎バスのない保育園で働きたいと思って転職した時に利用したのが「マイナビ保育士」です。

保育士の仕事に強い転職エージェントは名前を聞いた事がない会社が多く、どこに登録すればいいかわからなかったので名前を知っている「マイナビ保育士」に登録しました。

私は保育園経験がなかったので、保育園への転職ができるか不安でしたが、コーディネーターさんが不安な気持ちを最後まで聞いてくれた後に、4社ほど保育園を紹介してくれました。

保育園経験がないけど保育園で働きたいという人には「マイナビ保育士」に相談してみるといいかもしれませんよ。

園長が庇ってくれない保育園の話をしてくれた保育士さん

休憩室にあるお菓子で太りがち さん

幼稚園でも保育園でも、私は子ども達と一緒に歌を歌うのが好きです。

こども特有の合唱感がなんとも言えず、可愛いです。

ストレスが溜まると、ホットアイマスクをして、好きな音楽を聴きながらヨギボーで昼寝をします。

これをやると大人って幸せだなって感じます(笑)

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