先輩後輩で待遇に差のある保育園!新卒1年目の保育士の転職活動体験

関東で働く20代前半の保育士です。新卒から働き始め、保育士2年目になります。

私は、子供の頃に通っていた保育園がとても楽しいところで良い思い出ばかりでした。

そのため、私も子どもたちにそんな良い思い出をたくさん作ってあげたいと思い、保育士を目指してきました。

実習でも、仕事は大変ですが子どもたちとのふれあいが楽しくて、保育士になることにまったく迷いはありませんでした。

卒業後に入ったのは、実家からも近い保育園でした。

私の通っていた保育園とは違うのですが、特に悪い評判もなく、見学した時の子どもたちの笑顔が印象的で入職を決めました。

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差がありすぎ!私が転職を決意した理由

ずっとあこがれてきた保育士になれて、私はやる気に満ち溢れていました。

やっと子どもたちの笑顔と会えると思うと、楽しみで仕方ありませんでした。

しかし、実際に私がその保育園に勤務してみて感じたのは、あまりに理不尽な不平等さでした。

一番理不尽に感じたのは、上の先生と私たち下の先生の待遇の違いでした。

たとえば、私のような職歴の浅い保育士はいつも1時間休憩と言っても30分も休憩をとる事が出来ませんでした。

普段食べるのが遅めの私は、急いで食事をして歯磨きをしたら、すぐに仕事に戻らなければなりません。

もしみんながみんなそうであったなら、そういう方針の保育園なのだとまだ少しは納得ができたかもしれませんが…

園長先生は、ベテラン先生やパートさんには「しっかり休憩をとってね!」と言って、実際にそうさせていたこともあります。

毎日のこととなると、1時間と30分では精神的にも肉体的にもだいぶ差が出てきますよね。

食べてすぐに元気な子供と遊んだりすると、時にはヒーローごっこで体当たりされたり、だっこしてあげたりしてお腹を圧迫することになり…何度吐きそうになったことか。

しかも、そばで見ていた年上の先生が「○○先生は若いから元気に遊んであげられていいわねぇ」なんて笑っていた時は、さすがに私の笑顔も引きつってしまいました。

私だって他のベテラン先生と同じくらい頑張っているのに!

毎日の不満は積み重なっていきました。

朝も15分前には保育室に入れと言われるし、帰りは掃除や片付けや、明日への引き継ぎ等で、結局定時には帰れないし、毎日残業ばかりです。

私たち若い保育士は、毎日くたくたになるまで働いて、お昼休憩も短くて、体を壊さない方がおかしいくらいでした。

もちろん、朝が少し早かったり、残業があることは仕方ないと思いますし、学生の頃から先輩方から聞いていたのである程度は覚悟していました。

私が不満だったのは、結婚してお子さんがいる先生はそれが免除されていたことです。

そういった先生には、誰も早く出勤しろとは言わないし、帰りも時間になったらすぐに帰っていいよと言ったりしていました。

家庭のある先生は、家でも朝から晩までやることがいっぱいで大変なのは理解しているつもりですが、せめて当番制にするとかして欲しいと思っていました。

それだけではなく、ピアノが弾けるかどうかでも仕事に差があったのです。

弾けない先生には行事等の大変な所のピアノは回さずに、弾ける先生にばかりやらせていました。

私も小さい頃からピアノを習っていたので、お遊戯会で伴奏を任されたことがあります。

その時はただでさえ準備に忙しいのに、ピアノの練習のために残業をするしかありませんでした。

伴奏をするのは嫌ではないのですが、準備期間は他の業務をピアノを担当しない先生に代わってもらえるとかの工夫をしてくれないと不平等です。

こんなことばかりで、同じ正社員なのに状況が違うだけでこちらが損ばかりしているように感じました。

とはいえ、この保育園ではこれが普通。

当時1年目の新人が、不平等でおかしいと指摘したところで、生意気だと思われるだけでしょう。

そう思った私は、これ以上この保育園を続けるのは無理だと思い、転職を決意しました。

新卒1年目の転職の厳しさ!働きたいと思える園長との出会い

1年ほどで最初の保育園を辞めてしまったことは、転職の際に少し不利でした。

初めての転職だったこともあり、すぐに受けた面接で退職理由について突っ込んで聞かれてしどろもどろになってしまいました。

まだ新卒気分でいた私は、ろくに面接の対策をしていなかったのです。

もちろん結果は不採用の連続。

それからはいくつかの転職サイトを参考に面接対策をしました。

そして縁あって決まった転職先は、前よりは少し距離がありますが、福利厚生のしっかりした保育園でした。

面接でお会いした園長先生は、園児はもちろん、園で働くすべてのスタッフを大切に考えていると話して下さいました。

「大人に余裕がないと子どもたちも安心して通えないでしょう」と聞いた時に、感動してしまい、ぜひこの園長先生の下で働きたい!と思いました。

その熱意が伝わったのか、入職が決まり、今では楽しく保育の仕事をしています。大変な事もありますが、転職をして良かったと思います。

保育士におすすめの転職エージェント

私が転職するか悩んでいる時に、検索して見つけたのが「マイナビ保育士」でした。
マイナビ?聞いたことあるかも、と思いサイトを覗いてみると、転職業界では有名な会社がやっているようでした。

一人一人に合わせたサポートに力を入れているようなので魅力を感じ、すぐに登録しました。

関東の求人が豊富だったため、私の求める条件に合った求人もすぐに見つかり、転職活動を進めることができましたよ。

転職活動を始めて分かったのは、本当にいろいろな保育園があるのだなということです。

転職サイトを見ると立地や規模、福利厚生だけでなく、その園が大切にしていることも分かって、自分に合うかどうかも想像できました。

もし少しでも転職を迷っているなら、一度求人を見るだけでもやってみたらいいと思います!新しい世界が広がるはずです。

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