保育士の面接対策!転職時に好印象を与える服装や受け答えを保育園人事が答えます

こんにちは
大手保育園で人事をやってる、ひよこりすウサギです。

面接の時に服装の指定がないと「私服で行っていいの?」「やっぱりスーツ?」なんて悩んだりしませんか?

この記事では保育士さんが転職する時に悩みがちな面接の「服装」と「質問の受け答え」について

  • 面接のときに好印象を与える服装
  • 印象を良くする受け答えの仕方


をお答えしていきたいと思います。

保育業界はどこの保育園も人手不足なので

  • お給料をアップしたい
  • 労働環境を良くしたい

と思ってる保育士さんにとっては転職でステップアップするチャンスです。

すぐ転職したいと思っている人以外にも、今の保育園に不満がある人にも参考になると思うので

ぜひ、最後まで見ていってくださいね。

※履歴書の書き方について詳しく知りたい人は下記の記事を参照してください。

【例文付き】保育士が転職に成功する志望動機の書き方!ライクアカデミー編

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面接官がチェックしてる服装や身だしなみはココ!

僕が在籍している保育園で面接官たちに

面接のときに求職者の身だしなみどこ見てますか?

というアンケートをとってみました。

結果は以下の通りです。

求職者の身だしなみのチェックポイント
  1. 服装がだらしなくないか
  2. 化粧が濃すぎないか
  3. アクセサリーの派手さ
  4. 髪が乱れてないか
  5. ニオイがきつくないか

この5個は面接官が全員が共通していたポイントです。

大事な部分なのでしっかり押さえておきましょう。

それぞれ詳しく説明していきます。

服装がだらしなくないか

保育士の面接では服装指定がないことが多いので

何を着ていったらいいかわからないという人もいると思います。

面接を担当する人事としては「黒か紺のスーツ」「白のブラウス」がおすすめです。

スーツを着てきたから印象が悪い!なんて事は100%ありません。

もし、スーツがない場合には「黒のパンツ」「白のブラウス」でOKです。

ちゃんと面接を受ける為に用意してきました!

という気持ちが伝わると「お!この人印象いいぞ」と思われますよ。

印象が良くなるポイント

  • ボタンを全部とめてる
  • シワが少ない
  • 服のサイズが合ってる

印象が悪くなるポイント

  • シミがついてる
  • 色あせてる
  • 普段着

その他の服装で良くない印象がよくない服装

  • フリル付のブラウス
  • ピンクや白のスーツ
  • ハイヒール

化粧が濃すぎないか

面接だからとメイクに気合が入りすぎている人がまれにいますが、プラスになりにくいというのが本音です。

面接官はあなたの化粧をみて「保育中の働く姿」をイメージするので

印象がよいのはナチュラルメイクに近い自然なメイク。

ようするにいつもの仕事用の化粧です。

アクセサリーの派手さ

メイクと一緒でアクセサリーもおとなしい方が印象が良くなります。

むしろ、何もつけてなくても印象は下がらないと思ってOKです。

身につける場合には時計と小さめのネックレス程度にしておくのがおすすめです。

髪が乱れてないか

奇抜な髪型でなければショートでもボブでもロングでもOK、重要なのは髪型よりも髪のセット。

髪の毛のハネを抑える程度にワックスやスプレーで整えましょう。

髪が長い人はポニーテールがおすすめです。

髪は黒ゴムなど、目を引かないものにしましょう。

ニオイがきつくないか

意外に多いのが柔軟剤や香水のつけすぎによる強いにおい。

面接官によっては服装のだらしなさよりもマイナスになることも。

自分の好きな香りだとニオイの強さに気がつかない事があります。

面接前に家族や友人に確認してもらうのも有効な手段です。

保育士が面接で聞かれる質問と好印象を与えられる受け答え

面接で聞かれる事は様々ですが多くの保育園で聞かれるのは以下の質問です。

  • 保育士を目指したきっかけ
  • なんで保育士の仕事を選んだのか
  • うちの保育園で働きたい理由
  • 保育で大切にしてる事
  • 上司や部下にどんな先生だと言われるか
  • 転職で叶えたい事は?

これらの質問を聞いて面接官は何を判断しているのか

どんな受け答えをすれば印象があがるのかをそれぞれ説明していきますね。

保育士を目指したきっかけ

新卒1年目から20代後半くらいまでの保育士さんはかならず聞かれると思っていい質問。

この質問を聞く意味は主に3つです。

  • 求職者が話やすい空気を作る(アイスブレイク)
  • 話の広がりをつくる
  • 保育にどんな思いをもってるか

になります。

誰でもスラスラと答えられる質問なので序盤のアイスブレイクに使われる事が多い質問です。

この質問の回答で合否が決めまる事はありませんが、ここで話したことは全ての質問の軸になるので注意が必要です。※話のつじつまが合わないと大きなマイナスになります。

子どもの伸び伸びした姿が好きで保育士になりました

と答えたのに教育ガチガチの保育を目指してます

という答えは整合性がとれていないので、採用担当からマイナスの印象を受けることになります。

好印象を与えるポイントは話をし過ぎない事、つまりしゃべりすぎない事です。

面接官は笑顔で話を聞きながら「話ながい」「何が言いたいかわからない」などのメモを取る事があります。

話がブレないようにコンパクトにまとめましょう。

なんで保育士の仕事を選んだのか

これは答えやすい質問ですが、合格不合格が分かれる質問になります。

好印象を得られる受け答えは「保育が好き」「子どもが好き」という答えです。

言い換えれば保育士としてのやる気を見る質問と言えるでしょう。

うちの保育園で働きたい理由

難易度が一気に上がる質問です。

「お給料が高いから」「休みが多いから」「家から近いから」と答えたいところですが、その解答はNGです。

この質問は応募する保育園のホームページを30分見ることで面接官に好印象を与えることが可能になります。

保育園のホームページには「保育指針」「園の取り組み」などがのっているので必ず確認しておきましょう。

さらに好印象を与えるには応募する園のブログやインスタを見て感動、共感したという言葉が効果的です。

「この人はうちに興味があるんだな」「細かいところまで見てくれてる」と思ってもらえると好感度が一気にあがりますよ

保育で大切にしてる事

一見簡単そうに思える質問ですが非常に重要な質問です。

この質問は保育士としてのレベル、技術をみられています

「子ども達の主体性を大切にしてます」「子どもの安心安全です」

という答えが多いのですがこれだけだとマイナスの印象になりがちです。

好印象を与えるには「具体的な動き」「経験に基づく考え方」を加えましょう。

○○を大切にしたいので〇〇をするようにしてます。

そう答えるだけで面接官は「保育レベル〇」と書く可能性がありますよ。

上司や部下にどんな先生だと言われるか

別パターンで同僚や家族にどんな性格だといわれるかと聞かれる場合もあります。

周りからどんな人だと思われているかを聞く事で、入社した後の人間関係をイメージする為に聞かれる質問です。

「明るい」「しっかりしてる」「真面目」「丁寧」といった回答だと面接官に好印象を与えることができますが

なんでそう言われるのか

という質問がされやすいのであらかじめ具体的な行動を考えておきましょう。

転職で叶えたい事は?

採否を分ける重要な質問になりますが、この質問は正直に答えるのがおすすめです。

採用されるためには希望にはある程度の幅を持たせた方が有利ですが、転職時に絶対に叶えたい希望は
しっかりと伝えましょう。

入社後に言わなかったことで後悔する条件ベスト3は

  • 望年収
  • サービス残業は嫌だ
  • しっかり休みがとりたい

になります。

面接のときにしっかり伝えましょう。

保育士が面接で好印象を与える服装と受け答えまとめ

人事が面接のときにチャックしてる保育士の服装や身だしなみのポイントは5つ。

  • 服装がだらしなくないか
  • 化粧が濃すぎないか
  • アクセサリーの派手さ
  • 髪が乱れてないか
  • ニオイがきつくないか

面接の服装は会社指定のものがなければ紺か黒のスーツがおすすめです。

ブラウスはフリルのついていないシンプルなモノを選びましょう。

身だしなみは保育現場を意識して清潔感を忘れずに

面接での受け答えは長くなり過ぎず、シンプルに答えることが好印象に繋がります。

人事は笑顔で話を聞きながら「最初に答えた内容」と「後から答えた内容」にズレがないかを確認してます。

面接で聞かれることはある程度決まっているのであらかじめ受け答えを想定して答えを決めておきましょう。

保育士の面接でよく聞かれる以下の質問は6つです。

  • 保育士を目指したきっかけ
  • なんで保育士の仕事を選んだのか
  • うちの保育園で働きたい理由
  • 保育で大切にしてる事
  • 上司や部下にどんな先生だと言われるか
  • 転職で叶えたい事は?

それでも面接が不安な人は

転職をする際に服装や身だしなみを整えて、質問の受け答えをあらかじめ想定しておくことで面接官に好印象をあたら得ることができます。

それでも面接に自信がない

という人は転職エージェントをうまく活用しましょう。

転職エージェントは各保育園が面接のときに

服装のどういうポイントをチェックしやすいか

どんな質問をしてくるか

という傾向を知っているので、対策もしやすくなります。

転職エージェントによっては模擬面接を実施してくれる会社もあるので、不安な人は確認してみてくださいね。

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