「履歴書に書く志望動機に何を書いたら面接に受かりますか?」
転職活動中の保育士さんから頂くことが多い質問です。
そこで、今回は面接で有利になる志望動機の書き方を具体的に書いてみたいと思います。
志望動機の面接での答え方についても説明していきますので、興味がある人の参考になれば嬉しいです。
保育士が履歴書に書く志望動機は何を書けばいいの?
志望動機は「転職エージェントに紹介されたから」という保育士さんも多いと思います。
面接官の気持ちとしては「それはわかってるんだけど、うちの保育園のどこに興味もってくれたの?」
っていうのが本音です。
転職エージェントに紹介されたから面接受けにきましただと
「うちの保育園じゃなくてもいいのか…」
とがっかりしてしまうんです。
なので、志望動機には
- 保育園の保育指針や保育理念
- 保育園がやっている取り組み
- 保育園の特徴
一言で言うと「保育園が力を入れている所」で共感した事を書くのがおすすめです。
面接ではほぼ100%の確率で面接官から「志望動機の理由」について聞かれます。
共感できない事を志望動機に書くと、面接官からの質問にうまく答えられず失敗する事があるので注意しましょう。
面接で有利になる志望動機の具体的な書き方の手順
履歴書に書く志望動機の内容がわかった所で、いよいよ面接で有利になる志望動機の具体的な書き方について説明していきます。
志望動機を書くまでの手順は大きく分けると4つになります。
- 転職したい保育園を見つける
- 転職したい保育園のHPをみる
- 面接官から言われたい質問を考える
- 履歴書に志望動機を書く
それぞれ詳しく説明していきますね。
転職したい保育園を見つける
志望動機を書くのに絶対に必要なのが「転職したい保育園」です。
この段階では保育指針や保育の方向性は気にしなくてOKです。
どちらかというと給料や年間休日など、自分が長く働ける「条件」をしっかり確認しましょう。
転職したい保育園のHPをみる
自分が長く働ける「条件」を満たしてる求人を見つけたら、次はその保育園のHPを確認しましょう。
確認するのは「保育園が力を入れている所」
- 保育園の保育指針や保育理念
- 保育園がやっている取り組み
- 保育園の特徴
になります。
保育業界大手のグローバルキッズのHPを参考例にみてみましょう。
①HPを開きます。多くのHPは右上にメニューがあります。
※写真はグローバルキッズのHPからお借りしています。
②保育士として働くので保育園をクリックします。
※写真はグローバルキッズのHPからお借りしています。
③すぐに保理念や保育方針がでてきます。ここに書かれている事で共感できれば最高です。
※写真はグローバルキッズのHPからお借りしています。
④トップページに食育が出てるので食育に共感できるとポイント高めです。
※写真はグローバルキッズのHPからお借りしています。
⑤大切にしてることに共感できると面接でも高評価です。
※写真はグローバルキッズのHPからお借りしています。
面接官から言われたい質問を考える
面接では志望動機についてほぼ100%「どうしてこう思ったんですか?」という質問がとんできます。
これを逆手にとって志望動機は面接官が質問したくなるように書くのがおすすめです。
ポイントは志望動機を細かく書き過ぎないこと。
面接官が気になる部分を少しだけ残しておいて、予想される質問にたいしてしっかりと好感度が上がる解答を用意しておきましょう。
履歴書に志望動機を書く
最後は応募する保育園ごとに志望動機を履歴書に書いていきます。
HPで調べた保育園がアピールしたい言葉をまぜながら
- 保育園のどこに共感したのか
- 入社してどうなっていきたいのか
- 自分がどんな貢献ができるのか
などを書くのがおすすめです。
面接で有利になる志望動機の面接での答え方
志望動機は面接の中でほぼ100%深堀される質問です。
ホームページで書かれているキーワードが質問の答えに入っていると面接官は「うちの保育に向いているぞ」と感じてくれます。
面接を有利にしたい人はHPをしっかりと読み込んで、HPの中に書かれている言葉を使用して質問に答えるのがおすすめです。
まとめ:志望動機は保育園のHPを見て書くのがおすすめ
面接官が保育士の履歴書をみて「HPに載っている言葉」が使われていると、保育園の考え方を理解していると受け取り面接が有利になります。
保育園がみんなに知ってほしいと思っている
- 保育園の保育指針や保育理念
- 保育園がやっている取り組み
- 保育園の特徴
などが志望動機に書かれていると好印象を与えることができます。
面接が有利になる志望動機を書く手順は
- 転職したい保育園を見つける
- 転職したい保育園のHPをみる
- 面接官から言われたい質問を考える
- 履歴書に志望動機を書く
かんたんにまとめると「HPをしっかり見て共感できるポイントを志望動機に書く」といった感じです。
面接での受け答えもHPに書いてある文字を利用しながら質問に答えることで好印象を与える事が出来ます。
面接が成功するか失敗するかは面接官が受け取る印象で決まります。
保育スキルや経験だけでなく、面接中の話し方や雰囲気など採否を分けるポイントは様々です。
中でも「うちの保育園で働きたがってる」というは重要なポイントになります。
面接官が保育士に知っておいて欲しいことはホームページに凝縮されているので、しっかり読み込んで志望動機や受け答えにまぜて使っていきましょう。