【保育士おすすめ】想像力がつく3歳児に読んで欲しい絵本!じごくのそうべえ

絵本 おすすめ 3歳

こんにちは、私は埼玉県川口市で働いてる5年目の保育士です。

育児中のママさんにオススメしたい絵本で選ばせて貰ったのは

「じごくのそうべ」作:たじま ゆきひこ です。

3歳くらいの想像力が成長してくる子どもにオススメです。

テンポがいい絵本なので読む人によって表現に違いが出てくる面白い作品です。

題名にある通り、「じごく」や「鬼」が出てきたら、赤が強い絵になっているので少しだけ怖い絵本なので注意が必要です。

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「じごくそうべえ」のあらすじ

※あらすじにはネタバレが含まれますのでご注意ください。


そうべえは、軽業士。

本日も見ている人をハラハラさせるような綱渡りを披露中に足を滑らせて落ちてしまいました。

気がつくとそこは見た事もない景色、そして自分は落ちたことてことを思い出し死んでしまったことに気づきます。

様々な所をさまよう中で、しょうづかのばぁさんに身ぐるみを剥がされ、三途の川を渡り、
乗り込んだ火の車がなんと地獄への超特急だったのです。

そこで居合わせた、歯抜き師、医者、ヤマブシ4人で閻魔大王の前で裁かれることになりました。

それぞれ4人は浄玻璃鏡の前に立ち過去にしてきた罪を閻魔様に見破られ…

少々おかしな点もありながらもみんな揃って地獄に行かされることになってしまいました。

糞尿地獄、人喰い鬼地獄、釜茹で地獄、針の山地獄とそれぞれの地獄に行かされる4人ですがそれぞれの
得意分野を生かしながらコミカルに乗り越えていきます。

すると困り果てたのは地獄にいる鬼や閻魔様です。

そして結局お手上げ状態となり地獄から放り出されてしまったと同時になんと現世に戻り生き返ってしまったという話です。

「じごくそうべえ」のレビューとおすすめポイント

「じごくのそうべえ」は育児中のお母さんが普通に読んでも十分楽しい絵本ですが、保育士にとっての「じごくのそうべえ」は絵本の読み聞かせの腕が試されるといっても過言ではありません!

この絵本の最大の特徴といえば、大喜利を聞いているようなテンポの良さと面白い関西弁です!

育児中のママ、パパが「じごくのそうべえ」を保育士なみのクオリティで読み聞かせる場合には、まず、ストーリーを覚えてしまうぐらい読み込んでみてください。

そして、どこに読み聞かせのポイントを置くのかを考える事をおすすめします。

私も声に出して練習をする中でイントネーション、間をどのようにとって面白さを伝えるかを自分なりに研究することで子ども達の「受け」が大きく変わったのを感じました!※そこまでしなくても十分楽しい絵本ですよ。

このお話は子供たちにとっては普段想像しない別世界「じごく」についてイメージを張り巡らせる絵本です。

特に3歳以上のお子さんはイメージを表現する力もついてくる時期なのでこのお話を読み聞かせた後に、親子で絵を書いてみるのもおすすめです。

私の保育園では、「じごくのそうべえ」を読み聞かせた後はお絵描きをすることが多いです。

その時には、子ども達にどんなじごくがあったら楽しいか、どうやってそのじごくを切り抜けるかを書いて貰います。


じごくのそうべえ (童心社の絵本)
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