【保育士おすすめ】子供がお出かけしたくなる4歳児向けの絵本!ぐり と ぐら と くるりくら

三重県四日市市で派遣保育士をしている保育経験11年の33歳の保育士です。

今日は外で遊ぶのが好きでないお子さんに悩んでるパパさんママさんにおすすめの本を紹介したいと思います。

うちの娘は5歳になったばかりですが、暇さえあればスマホでYouTubeを見ようとするスマホヘビーユーザーです(笑)

土日になると夫と一緒に家でゴロゴロしがちで、公園にも行こうとしない有様です。

そんな時に私が娘に読むのが

「ぐり と ぐら と くるりくら」作:なかがわ りえこ・やまわき ゆりこ です。

YouTubeや漫画が好きなお子さんも、絵本でお出かけの魅力をたっぷり聞かせてあげるとお出かけしたくなるかもしれませんよ。

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「ぐり と ぐら と くるりくら」 のあらすじ

2匹の野ネズミ、ぐり と ぐら がいました。

春の朝のことです。

2匹は窓を開けてわくわくすると、朝ごはんを原っぱで食べることに決めました。

たくさんの食材を用意して、サラダやサンドイッチをつくる ぐり と ぐら。

完成した朝ごはんを持って原っぱに向かいます。木の下を通りかかったときに、誰かが ぐり と ぐら の帽子を取ってしまいます。

木の上を見上げてみると、とても手の長いうさぎがいました。うさぎの名前は、くるりくら。ぐり と ぐら は、くるりくらを朝ごはんに誘うことにしました。

3匹で朝ごはんを仲良く食べ終わると、くるりくら は、ぐり と ぐら を肩に乗せて木登りをしてみせます。

木のてっぺんまで到着すると、雲を捕まえてボートにしました。

そして3匹で空の散歩に出発します。

終点は、丘の上にある くるりくら の家。

くるりくら のお母さんがボートを捕まえて地面に下ろしてくれました。

お母さんは、くるりくら にどうして手が長くなったのか尋ねます。

てながうさぎになりたかった くるりくら。

おまじないの体操をしてみせると、元の手の長さに戻ることができました。

くるりくら の家でおやつをご馳走になったぐり と ぐら。

お土産に毛糸の縄跳びをもらって帰りましたとさ。

「ぐり と ぐら と くるりくら」 のレビューとおすすめポイント

この絵本に記載されている推奨年齢は、読んであげるなら4才~自分で読むなら小学校初級むきとなっていますが、絵本を読んでもらうのが好きな子や集中力の長い子であれば3才頃からでも読み聞かせ用におすすめできる絵本かな思います。

逆に、推奨年齢内であっても、集中力の短い子や、文字を読むのが苦手な子、また絵本の趣味が合わない子にとっては少し退屈かもしれません。

それはこの絵本に限らずどの絵本にも言えることですが。

「ぐり と ぐら と くるりくら」の絵本の中には、タンポポが描かれていたり春ならではの描写があるので、読むのがさらに楽しくなるおすすめの季節としては春頃を推しますが、気候が穏やかで外で遊ぶのが気持ちの良い時期であれば、お出かけ前やピクニック前などに読んで期待感を高めるのに使ってみても良いように思います。

木登りや体操や縄跳びなど、外で身体を動かす遊びがいろいろ出てくるので、親子で一緒にやって遊んでみるのも楽しいかなと思います。

日常の世界観がありながらも、雲のボートに乗って空をお散歩してみたり、おまじないで手が伸びたり縮んだりと、ちょっとしたファンタジーを楽しめるのもこの絵本の魅力です。

絵本のなかに登場するキャラクターたちの台詞は、節やリズム感がついているものが多く、親子で節やリズムを決めて、歌うように読んでみるもの楽しいと思いますよ。


ぐりとぐらとくるりくら (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)

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