保育士の給料アップ!プロの人事が仕組みから具体的な方法まで丁寧に説明

保育は好きだけど

  • お給料があがらないのがストレス
  • このままの年収だと将来結婚できるか不安
  • 保育士やりながらもっと月収を上げたい

そんな風に保育士のお給料について不安を感じていたり、このまま保育士を続けていても大丈夫だろうかと思う人は多いと思います。

そんな保育士さんのために

この記事では保育士さんのお給料が決まる仕組みから、年収を上げるための具体的な方法まで出来る限りわかりやすく紹介します。

保育士さんが良く悩むこんな疑問

  • 保育士のお給料は本当に安いの?
  • 保育士って年収500万円を越えられるの?
  • 園長っていくらくらい貰ってるの?
  • 園長になるにはどうしたらいいの?

こんな疑問もいっしょにバッチリお答えしちゃいます。

むつかしくないので気楽に見てくださいね。

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保育士の給料が気になります

まずはじめに保育士のお給料が安いと言われていますが、結論として極端に安いという事はありません。

保育士の平均年収は約350万と言われています。

この年収だけみるとそんなに貰ってない!と思う保育士さんは多いと思いますがこの年収は保育士全体の平均額です。

東京であればもう少し高くなったり、地方であれば安くなったり変動があるので参考程度にみてくださいね。

この平均年収の350万円貰ってる保育士さんはこんな方です。

  • 年齢37歳
  • 勤続年数8年
  • 月収24万
  • 賞与2回

新卒から8年間も同じ保育園で働いていれば公立であればリーダー、株式会社や社会福祉法人であれば主任もしくは園長の可能性もありますね。

ちなみに保育士の年齢別の年収一覧はこんな感じです。

  • 20代前半 290万円 月給20万円 賞与45万円
  • 20代後半 330万円 月給23万円 賞与67万円
  • 30代前半 350万円 月給24万円 賞与71万円
  • 30代後半 370万円 月給25万円 賞与75万円
  • 40代前半 380万円 月給25万円 賞与79万円
  • 40代後半 390万円 月給26万円 賞与80万円
  • 50代前半 400万円 月給26万円 賞与85万円
  • 50代後半 410万円 月給27万円 賞与87万円

新卒の保育士さんは20万円~23万円スタートが一般的、ボーナスは年2か月分の保育園が多いです。

中にはボーナスは基本給だけで行政手当の金額などが入らない保育園もあるので注意しましょう。

新卒は2年目3年目と経験を積むにつれて徐々に上がっていきます。

20代前半の昇給額は毎年5,000円~10,000円で比較的増えやすい傾向です。

これは他の職種でも同じですが役職アップしにくい新入社員のモチベーションアップの意味もあります。

20代後半以降は定期昇給の金額が低くなりますが役職が就くことで年収が上がりやすく
なります。

30代になると公立保育園でも新人卒業、株式会社や社会福祉法人だと主任や園長になる人も増えてくるので保育士同士の中でも給与に差がでてきます。

一般企業の給料が気になります。

保育士は8割以上が女性の業種です。

なので女性の平均賃金の一覧を紹介します。

保育士の平均年齢とされている37歳の平均年収は380万円

保育士の平均年収よりも30万円程高くなっていますがあくまで平均年収なので誤差の範囲だと思います。

ちなみに女性の年齢別の年収一覧はこんな感じです。

  • 20代前半 280万円 月給20万円 賞与39万円
  • 20代後半 350万円 月給25万円 賞与50万円
  • 30代前半 370万円 月給26万円 賞与52万円
  • 30代後半 390万円 月給28万円 賞与56万円
  • 40代前半 400万円 月給29万円 賞与57万円
  • 40代後半 406万円 月給29万円 賞与58万円
  • 50代前半 428万円 月給30万円 賞与61万円
  • 50代後半 456万円 月給33万円 賞与65万円

一般企業の場合、保育業界と違って中小零細企業に入社するか大手有名企業に就職するかで新卒1年目から2年目3年目の時の昇給が変わってきます。

20代後半までの給与アップが高い反面、30代以降の伸びが鈍化します。

これは結婚や出産を機に寿退職やパートへの雇用形態変更をする女性が多い事が原因だと考えられます。

女性でもキャリア形成をしながら課長や部長とステップアップしながら年収をあげていく人もいますが役職につかず、家事や育児といった家庭の事情から一般職のまま働く女性も少なくないことから平均的な賃金の伸び悩みに繋がっています。

保育士と一般企業の給料の比較

保育士と一般企業の給料を年齢別に紹介しましたが

結局、保育士の仕事は安いの?

という人の為に保育士の年収と一般企業の比較表を用意しました。

保育士の年収女性の年収保育士の月給女性の月収保育士の賞与女性の賞与
20代前半290万円280万円月給20万円月給20万円賞与45万円賞与39万円
20代後半330万円350万円月給23万円月給25万円賞与67万円賞与50万円
30代前半350万円370万円月給24万円月給26万円賞与71万円賞与52万円
30代後半370万円390万円月給25万円月給28万円賞与75万円賞与56万円
40代前半380万円400万円月給25万円月給29万円賞与79万円賞与57万円
40代後半390万円406万円月給26万円月給29万円賞与80万円賞与58万円
50代前半400万円428万円月給26万円月給30万円賞与85万円賞与61万円
50代後半410万円456万円月給27万円月給33万円賞与87万円賞与65万円

地域や保育歴など様々なポイントから給料は変わるので1つの目安として見てみてくださいね。

20代前半~30代後半あたりまでは一般企業の平均年収は大きく変わりません。

むしろ借上げ社宅制度による家賃補助などを考えると保育士の方が圧倒的に給与が高いと言えます。

40代以降になると保育士と一般企業の年収に差が開いてきます。

これは一般企業に比べて保育士の役職数が少ない事が原因と考えられます。

簡単にまとめると

  • 35歳36歳くらいまでは保育士も一般企業と大きく変わらない
  • 40歳以降は園長にならないと年収では一般企業より低くなりがち
  • ただし、借り上げ社宅制度を使えば逆転する

といった感じです。

保育士が結婚できない噂の真相

保育士は結婚できない!という話を聞いた事があると人もいると思いますが

結論からいうと「既婚率高め!」です。

統計調査によると約60%の保育士が結婚をしているというデータがあります。

これは保育園を支えているのが80%以上が女性で出産育児に対して理解があるので産後も働ける職業だといえるでしょう。

保育士は結婚できない!

という話は恋愛の王道と言える職場恋愛がしにくい事と保育士の給料が本当に冷遇されていた時代の名残と言えます。

女性のひと月の残業時間が20時間(役職者の場合は40時間以上) が平均とされてる一般企業に比べると平均的な残業時間が5~10時間と言われている保育士はライフワークバランス重視で結婚しやすい職業といえるかもしれません。

職場恋愛で男性との出会いが少ないのは確かなので、恋人が欲しい!

という人は積極的な行動が必要です。

保育士の給料が決まる仕組み

一般企業の場合、会社が商品やサービスを販売した売上から従業員のお給料を支払います。

いっぽう保育園は公立保育園、認可保育園や認証保育園の場合、一般企業と違い国や行政の出す助成金から保育士の給料を支払っています。

行政からの補助金はルールが厳しく決まっているので一般企業のように特定の人だけ極端にお給料を高くするという事ができません。

保育士のお給料の中には国から貰える2つの助成金と、各市区町村から貰える地域手当などの助成金が含まれています。

国からの2つの助成金

処遇改善等加算Ⅰ

  • 賃金改善を行ってる施設に加算される賃金改善要件分(3~6%)
  • 平均経験年数に応じて加算率が設定される基礎分(2~12%)
  • 資質向上の具体的な計画策定や計画に沿った研修実施で加算されるキャリアパス要件分

3つから構成されてます

処遇改善等加算Ⅱ

都道府県が実施するキャリアアップ研修を受講して得ることのできる助成金で役職者にしか支払われません。

保育士のお給料は助成金で賄われているので基本的に保育士としての経験年数に比例してお給料が上がっていきます。

役職がないと貰えない助成金があるので、主任や園長にならないと大きく年収を増やす事は難しいといえます。

保育士の給料を上げる3つのポイント


保育歴がお給料に直結する保育士ですが経験年数を重ねる以外にもお給料を上げる方法があります。

それは保育園を変えることと役職者になる事!

保育士の給与は

  • 保育園
  • 役職
  • 保育経験

の3つでお給料は決まります。

保育園でお給料が変わる

保育士のお給料を決めるのは当然、保育園の経営者、運営者が決定します。

なので同じ保育経験、役職でも年収が違うという事があります。

ひと昔前は公立や社会福祉法人の年収が高い傾向にありましたが、最近では大手を中心に株式会社の保育士も年収が大きく改善されてきています。

一部の保育園では新卒保育士の初任給が25万以上、園長の年収が500万以上という保育園が東京を中心に一都三県(神奈川・千葉・埼玉)でも増えてきています。

役職でお給料が変わる

大きく年収を上げるには副主任やリーダーになる必要があります。

なぜかというと園長や主任を除く役職者を対象に4万円の助成金が処遇改善等加算Ⅱに加算されるからです。

助成金とは別に、役職をつけると基本給と役職級のアップに比例して賞与もあがるので年収がグッとあがります。

保育経験でお給料が変わる

保育園に入社する時に年収が決まりますが保育士のばあい、毎年数千円のベースアップがあるだけで
極端に年収が上がるという事はありません。

これは一般企業にある細かく段階わけされた役職やプロジェクト任命インセンティブがないことが原因です。

保育士の給料上げる2つの方法

お給料を上げたい!と思ったら保育士には2つの方法しかありません。

それは

  • 今いる保育園で役職を上げる
  • 新しい保育園に転職する


の2つです。

今いる保育園で役職を上げる

役職者になりたい!

と思っていても保育士の人数が決まっている保育園ではなかなか役職者になる事ができません。

園や仲間に貢献してると自信がある人は、園長との定期的な面談時にどうしたら役職者になれるのかステップアップするには何が必要かを聞いてみましょう。

直接園長に聞く事で必要な考え方や足りてないスキルが明確になるだけでなく、やる気をアピールすることで何かあった時にチャンスをもらいやすくなる効果もあります。

新しい保育園に転職する

今までの保育経験や園への貢献に対して

  • 評価が低い
  • 給与が足りない

と思っている人は転職する事でなっとくできる年収を得ることができます。

希望の年収を新しい保育園に伝えてから入社すると、そこから毎年保育経験の分が加算されていきます。

今の保育園では上司が古株で役職が詰まってるという場合には主任や園長としての転職を検討してみましょう。

保育士で年収500万円を超える方法

社会で働く大人が目標の年収として意識する年収500万円

新卒の保育士さんだと

保育士って年収500万円もいかないのかな・・・

と思うかも知れませんが実は年収500万円を超えてる人は日本中でもそんなに多くないんです。

  • 30~34歳 4.1% 1.1%
  • 35~39歳 8.0% 2.4%
  • 40~44歳 10.1% 3.8%
  • 45~49歳 11.6% 4.3%
  • 50~54歳 10.8% 4.6%
  • 55~59歳 11.1% 3.9%

給与所得者全体でみると男性だと13.5% 女性だと5.6%しかいないんです。

この年収500万円に保育士として入るには園長を目指すのが現実的です。

先ほどの保育士の年収一覧では50代後半でも年収450万円に手が届いていませんが私立の認可保育園であれば

園長の平均年収が520万円前後

公立の園長先生になると平均年収700万円を超えてきます。

保育士として年収500万円、600万円を目指すなら園長になる事が必要です。

年収700万円、800万円、900万円を目指すなら公立の園長を目指す必要があります。

公立の園長先生の中には年収1,000万円を超える人もいる事を考えると保育士の給料が安いというのは保育園の選び方を間違ってしまった可能性があります。

保育士が給料を上げる為に今からできること

保育士として給料を上げるには年収アップには計画的なキャリアプランにそって行動するのがおすすめです。

  • キャリア形成をしっかり考える
  • 10年先を見据えてスキルを磨く
  • 希望年収に届く保育園ではたらく

この3つを意識して

何歳までにこの役職につくには

何歳までにこのスキルを身につけて

何をするかをノートや紙に書いてみましょう。

日々の保育業務に加えて

これは将来のために役に立つかな?

と考えるクセをつけると効果的ですよ。

なんだか大変そうという人は転職エージェントの無料相談を利用してみましょう。

まだ転職する気がなくても

将来こうなりたい!

というイメージを伝えるとそのために何が必要でどんなアクションを取るべきかをアドバイスしてくれますよ。

もっと気軽に誰かに相談したい場合

ストレスが溜まりやすい保育士さんの中には心療内科・精神科に行くほどじゃないけど、誰かに話を聞いて貰いたいという人も少なくないと思います。

そんな人におすすめなのがテレビCMでもおなじみの「ココナラ」がおすすめです。

簡単に無料登録できて、気軽に悩みを相談できることから若い女性を中心にカウンセリングや雑談ツールとして利用者が増えています。

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