【履歴書の書き方】転職に失敗しない保育士の志望動機の例文！グローバルキッズ編

今の保育園を退職したい！新しい保育園で働きたい！と転職活動を頑張る保育士さんの中には、履歴書に書く「志望動機」に悩まれてる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、転職の最初の壁、志望動機に悩んでいる保育士さん向けに「転職に失敗しない志望動機の書き方」を保育園の人事が紹介します。

文字だけだとわかりにくいと思うので、志望動機の書き方を人気の保育園「グローバルキッズ」のHPを見ながら例文と併せて説明していくので、参考にしてくれたら嬉しいです。

保育士が履歴書に書くと失敗する転職の志望動機とは

大手の保育園には毎年数百人単位で保育士を採用する必要があるため、毎月100を超える保育士から履歴書が届きます。

その為、限られた人数で多くの保育士からの応募を対応しなければいけない保育園の人事は、可能な限り「面接しても不合格になる」と思われる履歴書を書類選考の時点で不合格にします。

保育業界は人手不足ということもあり、比較的書類選考が通りやすいと言われていますが、志望動機の内容によっては面接まで進めない事も少なくありません。

書類選考で不合格になる志望動機は

といった「保育園の事を考えていない」志望動機です。

書類選考を通過した場合でも、志望動機をおざなりにしていると、面接で大きなマイナスポイントになるので注意しましょう。

保育士が履歴書に書くと転職に成功する志望動機とは

志望動機を履歴書に書く目的は書類選考を通過することではなく「採用されること」です。

どこの保育園でも保育士からの応募はとても貴重なので、志望動機を適当に書いても面接までいける人もいますが、面接官の印象は悪い状態でスタートとなります。

人事が履歴書に書いてある志望動機を見て「この人に会いたい」「ぜひ面接に進んで欲しい」と思って貰える志望動機は

といった、その保育園で働くイメージができる内容の志望動機です。

保育士が転職に失敗しない志望動機の書き方！グローバルキッズ編

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

転職に失敗しない志望動機にを書くのに最高の資料は「その保育園のホームページ」です。

ホームページはその保育園(会社)が保護者や求職者がパッと見ただけで保育園の魅力が伝わるように作られています。

保育園のホームページに書いてある事に、強い魅力や共感を得ることができれば、転職に失敗しない志望動機を書くことができますが

「保育方針や制度に魅力を感じるけど、言葉にできません！」

という人もいると思うので、保育士に人気の保育園「グローバルキッズ」のHPを見ながら転職に失敗しない志望動機の書き方を説明していきます。

志望動機の書き方①：転職を希望する保育園の企業HPを検索

履歴書に志望動機を書き始める前に、転職したい保育園のHPをしっかり確認していきましょう。

まずはインターネットで転職したい企業の公式HPを検索します。

この時に「〇〇保育園」と検索してしまうと、保育園を運営する企業ではなく保育園の個票と呼ばれる個別ページが出てきてしまうので注意しましょう。

検索すると大きい保育園であれば、企業名を入力するだけで検索トップに出てきます。

志望動機の書き方②：保育園が大切にしてる事を見つける

ホームページはその保育園が伝えたい事を保護者や転職希望者向けに、わかりやすくまとめてあります。

履歴書の志望動機に書きたい内容は以下の通りです。

これらの内容を転職したい保育園のホームページから探していきます。

グローバルキッズの場合、パッとみるとリンクメニューがありませんが右上にメニューバーがあります。

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

メニューを押すと履歴書に書く志望動機に関係しそうな言葉が出てきます。

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

メニュー画面にある「保育園」をクリックすると

3つの項目が出てきています。

このページだけでもグローバルキッズに向いている保育士のイメージがずいぶん具体的にわかります。

原則的にホームページは上に載ってる方が伝えたい優先度が高いと思ってOKです。

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

メニュー画面にある「私たちについて」をクリックすると

5つの項目が出てきます。

会社情報は志望動機になりにくい事が多いですが、他の4つの情報は履歴書にかく志望動機の元になります。

こちらのページは「保育」ではなく「会社」としてのグローバルキッズの魅力が満載です。

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

志望動機の書き方③：保育園の採用サイトを確認する

ホームページの冒頭には保育園が伝えたい大切な事や魅力がわかりやすく書かれていますが、こちらは保育園を利用する「保護者」や保育園に投資している「株主」に向けてのメッセージになります。

これだけでも転職に失敗しない志望動機(保育園の人事が採用したくなる志望動機)を書くことができますが、是非見て欲しいのが「採用サイト」です。

「採用サイト」は保育園が欲しい人材についてより詳しく、具体的に書かれています。

転職したい保育士にとっては見逃せない情報源になります。

「採用サイト」は下の図の矢印でわかる通り、ホームページの下部にリンクが張られがちです。

グーグルやYahoo!を使って「○○　採用」で検索しても採用サイトを見つける事ができます。

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

採用サイトに掲載されているのは

が掲載されています。

それぞれ、転職に失敗しない志望動機を書くのに利用できる項目になります。

時間をかけて採用サイトをくまなくチェックするのが一番おすすめですが、時間をかけたくない人でも「保育理念・保育指針」「保育への取り組み」「求める人材」はチェックしておきましょう。

グローバルキッズの場合は「会社を知る」「環境を知る」の中に保育園の特徴がはいっています。

※写真はグローバルキッズのHPよりお借りしています。

志望動機の書き方④：保育園の社員インタビュー・SNSを確認する

保育園は「保護者」「求職者」に対して保育園の魅力を知ってもらう為に様々な情報発信をしています。

保育園の見て貰いたい思いとは別に、なかなかチェックして貰えないケースも少なくありません。

その為、社員インタビューやSNSに掲載されていた情報が志望動機に書かれると、他の求職者との差別化につながります。

履歴書に書く志望動機のメインテーマとしてよりも、ワンポイントのアクセントとして利用するのがおすすめです。

「社員インタビュー」は保育園が欲しい人材をより具体的に理解するのに役立ちます。

「ブログ」は各園が配信している事が多く、日々の保育を理解するのに役立ちます。

「インスタ」は給食やおもちゃ、壁面装飾などにイメージを掴むのに役立ちます。

志望動機の書き方の例文　グローバルキッズ編

転職に失敗しない志望動機の書き方がわかった所で、グローバルキッズのホームページを参考に志望動機の例文を紹介します。

志望動機に正解はありませんが、ホームページに書かれている保育園の特徴や保育への取り組みに基づいて書いていれば大失敗する事はありません。

掲載している例文はあくまで参考程度に考えるようにしてくださいね。

※グローバルキッズのホームページで協調されてる言葉は青ラインを引いています。

例文①：保育理念を中心に書く志望動機

貴園の掲げる「子ども達の未来のために」企業理念に共感するとともに「豊かに生きる力を育てることを約束します」「提供し続けていくことが私たちの使命です」といった言葉に、保育のプロフェッショナルとしての意識を強く感じ、応募させて頂きました。

貴園の保育を積極的に学び、子どもたちの未来を一緒に創る一員として貴園に貢献したいと考えています。

志望動機の例文解説

保育園が一番知っておいて欲しい「企業理念」「保育理念」を中心にどこに魅力を感じたのかを志望動機に書くパターンです。

書きやすい志望動機のパターンため、人事もよく見る志望動機です。

転職に失敗する志望動機ではありませんが、「HPをちょっと見て書いたな！面接の時にしっかり質問しよう」と面接官の気合が入ります。

これを利用して、面接官から質問される内容を想定して好感度を上げる高等テクニックもあります。

例文②：福利厚生を中心に書く志望動機

私は今まで小さい保育園で経験を重ねるなかで、各保育士の保育スキルの大切さを実感した反面、保育園全体の保育レベルを上げる必要性も感じるようになりました。

子どもと共に、職員の自己肯定感を大切にする貴園の研修方針やチーム保育で支え合うサポート体制を拝見し、長く務めることができる保育園だと感じ応募させて頂きました。

貴園独自のリンカーン制度など、社員も大切にする保育園の一員になる機会を頂けますと幸いです。

志望動機の例文解説

転職に大切な福利厚生を中心に志望動機を書くパターンです。

福利厚生と聞くと「自分のため」というイメージを持つ人が多く、志望動機に向いていない印象を持たれがちですが、保育園が他園と具体的に差別化を図りやすいのは福利厚生になります。

福利厚生は「安定した就業環境」「組織的な教育制度」による保育園全体の保育力アップに繋がるので志望動機の理由に書きやすい項目です。

例文③：社員インタビュー・SNSを中心に書く志望動機

私は子ども達が笑顔で成長する為には園の「チームワーク」が欠かせないと考えています。

希薄になりがちな本部との関係性や、バラバラになりがちな保育士の子ども達への想いに不安を感じていた際に、貴園のホームページを拝見し、組織を越えて相互に支え合うサポートを大切にされている企業だと感じ、応募させて頂きました。

貴園の園長の様に、頑張っている保育士をしっかりと評価できる施設長を目指し、貴園の保育活動に貢献していきたいと考えております。

志望動機の例文解説

ホームページに記載されている文字の使用を抑え、社員インタビューやSNSが伝えている「雰囲気」「ニュアンス」を志望動機に書くパターンです。

社員インタビューやブログ、インスタまでしっかり見て応募する保育士は少数派なので、「保育指針や保育理念」は確認してる事を前提とした、上級者向けの志望動機ともいえるので面接官の記憶にも残りやすい傾向にあります。

まとめ：転職に失敗しない志望動機はHPを引用して書く

履歴書に書くと転職に失敗する志望動機は

一言でいうと「転職した保育園の事を考えていない」志望動機です。

逆に履歴書に書くと転職に成功する志望動機は

一言でいうと「転職した保育園の事を理解してる」志望動機です。

転職に失敗しない志望動機を書くには、そのホームページで使われてる言葉や文字を引用するのが効果的です。

具体的にはホームページに書かれている

といった保育園の特徴を理解した上で、ホームページに書かれている文章を引用した志望動機を書くのがおすすめです。

志望動機の書き方に悩む人は

3つの例文パターンを参考に書いてみてください。

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