
新卒の保育士さんのみなさん、こんにちは。
保育士になりたての頃はいろいろと覚えなくてはいけない事が多くて大変ですよね。
特に苦手な保育は自信が持てなくて、ツラくなってしまう事もあると思います。
そこで今回は新卒1年目の悩みの中でも、意外と多い「上手な絵本の読み聞かせの方法」を紹介したいと思います。
得意な人はスラスラっとできる絵本の読み聞かせですが
「なぜか子ども達が集中してくれない」
「絵本選びに毎回なやんでしまう」
という保育士さんはぜひ、最後まで見ていってくれたら嬉しいです。
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絵本の読み聞かせのポイント

絵本の読み聞かせで子どもが集中してくれない原因は「絵本の内容が入ってこない」です。
では、どうしたら子ども達に絵本の内容が伝わるのかというと
- 子どもが聞きやすい読み方をする
- 子どもが絵本のイメージをしやすくする
- 子どもが絵本に集中できる環境を作る
この3つが重要になってきます。
子どもが聞きとりやすい読み方をする
子どもが絵本の内容を理解するためには「つっかえないでスラスラと読む」「聞き取りやすく大きな声で読む」「ゆっくりと聞き取りやすく読む」この3つの読み方が特に重要です。
例えば、電波の悪い場所で何度も止まるYouTubeを小さいボリュームで2倍速再生をしたらどうでしょうか?
根気よく見続ける人はなかなかいません。子どもであればなおさらです。
子ども達が絵本の内容を理解する為にはまずは「聞き取りやすい読み方」を心がけましょう。
そのためには、事前に絵本に目を通して内容を理解して、ここは少し声を大きくしよう、この登場人物の声は低い声で読もうなど前持ってイメージをしておきましょう。
初見で読んで人物の声色が定まらなかったり、流れが詰まったりしては、子どもたちも絵本の世界がイメージしにくいと思います。
先生の読み方ひとつで子どもたちがその絵本に持つ印象が変わりますよ。
何度も読んだ絵本であれば自信を持って大きな声で読めるはずです。
どうしても早口になってしまう場合は口をいつもより大きく開けて読むようにすると、自然とゆっくりな読み方になるので試してみてくださいね。
子どもが絵本のイメージをしやすくする。
子ども達が聞き取りやすい読み方をしても子ども達が絵本の内容がわからなければ集中して話を聞いてくれることはありません。
子ども達がお話のイメージを頭の中で膨らましやすくするポイントは「子ども達にあった絵本を選ぶ」「絵本が見えるようにする」「抑揚をつけて読む」のが大切です。
絵本を選ぶ時には子ども達の年齢にあった絵本を選ぶだけでなく、ちょっと前に体験した内容や季節に関連した絵本を選ぶといった、子ども達の「知ってる」を意識するのもおすすめです。
お芋堀体験をした後に「いもいも ほりほり」「おおきなかぶ」を読めば「掘る」を知っているのでイメージしやすいというわけです。
絵本を読む時は子どもたち全員がみえる位置か、目線より高すぎたり、低すぎたりしていないか注意しましょう。
そして絵本はまっすぐに持つ。大きめの絵本などは片手で持つと重くて前のめりや、反っている状態になることもあります。
新品の本などは広げにくい場合もあるので前もって1ページずつ広げて、開きやすくしておきましょう。
絵に手が重なって見えないといったことにならないように注意してください。
絵本の下側の中央を片手で持ち、もう片方の手でページをめくるのが基本ですが、その位置に絵が描かれている場合はずらすなどして臨機応変に対応して下さい。
右開きの本は左手で持ち、右手でページをめくります。左開きの場合は本を右手で持ち、左手でページをめくります。
ページをめくる手が絵本の前を横切らないようにします。こうすることで、めくる側のページが自分の身体側にくるので、前もって次のページをめくる手が用意できるのでページのめくり間違いを防ぐこともできますよ。
抑揚をつけて読むのが苦手な人は舞台俳優・女優になった気分で読んでみて下さい。
絵本だけでなく、先生の表情が絵本でかくれないように持つのも大切なポイントです。
先生の表情でも子ども達はこの物語がどういったものかを感じ取っています。
なので感情を込めて、抑揚をつけて読むことはとても大切です。
大げさなくらいの方が子どもたちは好きです。
しかしあまりオーバーすぎると先生に注目がいってしまうので、絵本の世界を壊さない程度にしましょう。
子どもが絵本に集中できる環境を作る
どんなに上手な絵本の読み手であっても、となりで手品をされていては、子ども達が絵本に集中できるはずがありません。
子ども達が絵本に集中できる環境とは「雑音がない環境」「視界に動くものがない環境」です。
絵本を読む際は可能であれば窓やドアは閉めるようにしましょう。
先生が壁際に座る事で子ども達の視界には余計なものが入らないのでがおすすめです。
廊下に面した位置などに座ると、絵本を読んでいる途中で誰か通った時などに注目がそちらに行ってしまいますので、場所取りは重要です。
窓に背を向けると眩しくて見えないなんてこともあると思いますよ。
絵本を読み始める前に手遊びなどをして注目を集め、落ち着いた環境を作るのもおすすめ。
絵本にあった手遊びをして「じゃあ今から○○が出てくる絵本を読むよ」などと声掛けをすれば、子どもたちの興味はより一層深まります。
保育士の年齢別の絵本の選び方

子ども達に読み聞かせる絵本を選ぶ時には、子ども達の成長に合わせることが大切です。
絵本には推奨年齢がありますが、子ども達の成長や環境によっては保育士の考えで選んで問題ありません。
これから紹介するポイントに加え、週案月案の内容と合わせるとより子ども達が好奇心をもって絵本に夢中になりますよ。
それでは絵本を選ぶ時のポイントを月齢別に紹介します。
0歳児におすすめの絵本の選び方
まだまだ知らないことだらけの0歳児さんにとって絵本は出会いの場。
なので可愛い絵もいいですが、本物そっくりに描かれた絵もおすすめです。
- 食べ物・動物・乗り物など身近なものが出てくる
- シンプルな絵で色がはっきりとしている
- 絵が大きく描かれている
といった絵本がおすすめです。
1歳児におすすめの絵本の選び方
身の回りの大人の言葉から真似して音・言葉を発そうとする1歳児さんには
- 簡単な言葉が出てくる
- オノマトペを用いている
- おはよう、バイバイなどの挨拶が出てくる
などといった真似して楽しい音がでてくるものがおすすめです。
ワンワン、ブーブーなど耳に入りやすい音がたくさんでてくると興味を持ち易いと思います。
2歳児におすすめの絵本の選び方
2歳児は言葉が増えてきて、自分でできることも増えてくる頃です。
- 簡単なストーリーで構成されている。
- 繰り返しの言葉がでてくる。
- 食事、着替え、排泄、歯磨きなど自分も行っている動作がでてくる。
といった日常の生活に出てくる事柄の内容の絵本だと、主人公に感情移入がしやすいようです。
子ども達の様子を見ながら、子ども達に投げかける読み方をするのもおすすめです。
3歳児におすすめの絵本の選び方
色んなことに好奇心旺盛で「なんで?」がいっぱいの3歳児さんには
- 簡単なルール・マナーがわかるもの
- 分野に特化したもの
- 言葉遊び、リズムがあるもの
がおすすめです。
3歳くらいになると子どもの成長にばらつきが出てきます。
今回は少し簡単な絵本、次回は少し難しい絵本といった感じで、子どもたちのバランスをみるようにしましょう。
4歳児におすすめの絵本の選び方
ひらがなを真似して書いたり、数字を読んだりすることが楽しい4歳児さんには
- ひらがな、かずが出てくる
- 非日常的な夢・冒険の物語
- 感情移入がしやすいもの
といったテーマの絵本が興味を持って見てくれると思います。
皆が知ってる絵本を読むと「知ってる!」といわれる事が多いのでアレンジを加えたり、わざと間違えながら話すなんて高等技術も子ども達に通用する時期です。
5歳児におすすめの絵本の選び方
5歳児さんともなると複雑で長いお話でも集中して楽しめるようになります。
- 世界各国の昔話
- 異口同音、逆さ言葉などの言葉遊びが出てくる
- メッセージ性のあるもの
などがおすすめです。
園長や主任と打合せをしながら「答えのでない絵本」「少し大人の気持ちが必要な絵本」などを読んでもいい時期だと思います。
絵本にはこの年齢に絶対これといったことはありません。
興味がありそうだったら、少し難しいかなと思う絵本でも読んでみたら楽しんでくれるかもしれませんよ。
保育士にとって絵本の読み聞かせは「保育の一環」ですが、子ども達にとって絵本は「知らない世界との出会い」「知ってる事になれる練習」と様々な意味をもつ大切な経験です。
絵本を読み聞かせる時に大切なのは「子ども達が絵本を楽しみながら成長する事」だという事を忘れないようにしましょう。
子どものその時一番興味があるものがわかるのは近くにいる担任の先生だと思うので、子どもたちが絵本を好きになってくれるよう工夫してみてくださいね。
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