マジ涙!うつ病・適応障害で退職した保育士の転職は書類選考で不採用

京都府長岡京市で派遣保育士として働いてる保育士3年目です。

みなさん保育士をしていて「もう保育士なんて辞めたい!」と思ったことありますか?

私は新卒で入った保育園がいわゆる古い考えの保育園だったこともあって「抑うつ状態」になり退職した経験があります。

せっかくだったので今までやりたかったアルバイトをやってみましたが、やっぱり保育の仕事に戻りたくなりました。

もし、あなたが「もう保育士なんて辞めたい!」と思っているとしたら、既往歴ができる前に別のお仕事にチャレンジする事をおすすめします。

「うつ病」「睡眠障害」「パニック障害」「適応障害」

これらの症状が原因で休職、退職している場合、あなたの想像の7倍くらい転職が大変になりますよ。

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難易度高すぎ!うつ病で退職した保育士の転職活動

皆さんがここで働こう!と思った最初の保育園との出会いを覚えていますか?

私が最初に働いた保育園との出会いは学生時代の保育実習でした。

実習オリエンテーションで初めて訪れたとき、直感で好きな場所だと感じました。

実習が始まると大変だけれどそれなりに毎日が楽しくて、それまでの漠然とした「好き」が「ここで働きたい」に変わっていたのです。

それから半年後、私は新卒の保育士として0歳児クラスの担任を任されることになりました。

新社会人として希望でいっぱいのスタートをきることができたはずでした。

しかし、一職員として働き始めると実習生の時とは程遠いほど風当たりが強く、毎日勤務外労働を強いられました。

「正社員は園児が帰るまで残るのが当たり前だから、勤務時間ちょうどで帰るとやる気がないように見えるよ」と言われたのです。

さらに「帰ってから振り返りでもしてね。」と1冊のノートを渡されました。

ただでさえ新しい環境で苦しい中、ひとりでゆっくりする時間が必要な私にとって、そのノートは苦痛でしかありませんでした。

配属クラスについても巡り合わせが悪く、徐々に私の生きる力を奪っていたのだと思います。

0歳児クラスといっても保育室は1歳児クラスと共有で、大人の腰の高さ程度のドアで仕切られているだけの空間のため、1歳児クラス担任3人と0歳児クラス担任2人のベテラン保育士に常に見張られている状態でした。

ベテラン保育士は監視するだけではなく、時には子ども達の目の前で鬼のような形相で八つ当たりのように怒鳴られることもありました。

そんな日々が続き、次第に萎縮してしまい声すら出せない状態になっていました。

状況は悪化するばかりで2週間に一回必ず熱を出し、欠勤が増えたことで減給の指導を受けました。

  • 「私は頑張っているんだよ」
  • 「やる気、ないわけではないんだよ」
  • 「私をこんな状態にしているのはあなたたちなんだよ」

溜まりに溜まった想い達は心の中に詰め込んだまま、吐き出すことができず、私の心と体は壊れていきました。

勤務開始からちょうど3ヶ月後、両親からのストップが入り心療内科を受診した結果は、「抑うつ状態」でした。

診断書により1ヶ月間の休職でひとまず様子を見ることになりました。

また何らかの形で保育園に行かなければならないと思うと眠れない毎日、寝れたとしてもベテラン保育士達が夢の中まで出てくる始末。

それまで大好きだった映画もピアノも、ダンスも何もかも全てに興味がなくなっていました。

漫才を見て笑っているのに涙が勝手に流れていたり、辛いのに涙が全く出なかったりと完全に心が壊れ、まるで感情が私の体の中から消えて、息をしているだけの抜け殻になった感覚でした。

それから1ヶ月後、回復が見られないということから退職を促され、半分強制的に退職となりました。

手続きは全て両親と学校が対応を請け負ってくれましたが、正直消えたいと考えるほど、両親や学校に対して申し訳ない気持ちで苦しかったです。

退職後から2ヶ月が経ち、「もう保育はいい。」という想いから1度経験してみたかったカフェや某テーマパークでアルバイトをしましたが、何かが違っていました。

心を壊すほど辛かった保育園でも、保育の中で生まれる喜びや、子どもの成長を見ることの楽しさを思い出し「やっぱり保育がいい。」と感じました。

しかし、私のやる気とは裏腹に、新卒1年目でウツになって退職した保育士の転職は厳しく、応募した保育園は100%の確率ですべて書類選考で不採用となりました。

自力での転職は不可能だとわかり、転職エージェントに登録しても結果は変わらず…

もう保育士には戻れないと思っていた時に、友達から派遣保育士という働き方を聞き登録してみることにしました。

派遣でも書類選考で落とされる保育園は多かったのですが、それでも何園か面接をして貰える保育園が見つかり、保育士としての仕事に戻る事が出来ました。

初めはトラウマが原因でビクビクしたり、落ち着いて会話ができない状態でしたが、こんな私にも「先生がうちで働いてくれて助かるわ」と言ってくれる、素敵な方々に支えられて、一保育士として自信が持てるまでになりました。

園長先生からも「次の契約更新を最後に、正社員として働いて欲しい」という言葉を頂いた際には嬉しくて涙で顔がクシャクシャになりました。

派遣会社の営業さんも一緒に喜んでくれたのがとても嬉しかったです。

保育士におすすめの利用した転職エージェント

私はお話しした通り、既往歴があったせいで有名な転職エージェントでも転職できる保育園が見つかりませんでした。

うつ病の私を保育士に戻してくれたのは「ほいく畑」という派遣の転職エージェントでした。

後から知ったのですが、けっこう有名な会社らしいですよ。(笑)

1つの保育園で働いている時は、そこが自分にとって全てですが、そこから顔を上げて視野を広げてみるともっと広い世界が広がっていました。

もし、あなたが小さな小さな世界で消えたくなるほど苦しみ、悩むくらいなのであれば1度広い世界を見てみてください。

その中に必ず自分を受け止めてくれ、自分がありのままの姿を見せられる場所があるはずです。

あなたが私と同じで既往歴があって保育士に戻りたくても戻れない時には「ほいく畑」に相談してみることをオススメします。

うつ病で転職が難しかった話をしてくれた保育士さん

保育士を辞めるならうつ病になる前がおすすめ さん

私が保育の中でも一番やってて楽しいのは縦割りでのお散歩です。

年長さんが年少さん手を引っ張っている「お兄さん」「お姉さん」の凛々しい顔が大好きです。

ストレスが溜まったら、なるべく早く先輩保育士に相談するようにしてます。

前の様な状態にはなりたくないので(笑)

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