「たかが保育士!」エリート保護者の言葉が許せず大喧嘩!保育士の立場って弱い…

こんにちは、東京都北区の企業内保育園に勤めている7年目の保育士です。

みなさんには苦手な保護者さんは保育園にいらっしゃいますか?

私はビジネス系のバリバリ仕事やってるキャリア組の保護者さんが苦手です。

もちろん人によると思いますが、けっこうな割合で少し過保護だったり、保育士をどこかバカにしてる発言をされる事が多いからです。

いまでは嫌味の1つや2つ笑顔で流せますが、まだ経験が浅い時に保護者から嫌味を言われて、売り言葉に買い言葉になってしまったことがあります。

原因はいろいろあったと思いますが、振り返ってみるとやっぱり忙しくて心にゆとりがなかったからかな、と思います。

もちろん、一番の原因は上から目線の保護者さんの発言だと思いますけど(笑)

私の失敗談は忙しい保育園で働いてる保育士さんや、新卒1年目、2年目の若い保育士さんに見て貰えたら嬉しいです。

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仕事が忙しいエリート保護者のクレームで気づいた「やりたい保育」

新卒2年目の時に持ったクラスは比較的、仕事を忙しくされている方が多いクラスでした。

忙しいくて自分の子どもをかまってあげられない反動なのか、年間行事だけでなく、食育や普段の保育に関しても注文が多く、些細なことで園にクレームを言いにくる方が多かったように思います。

ある保護者の方は凄いエリートさんらしく、本当に仕事を忙しくされていました。

長めにお話するのは面談の時か、大きな行事くらいといった具合でいつでも忙しい印象でした。

お子さんの送迎の時に挨拶をしたり、日々の子供の様子を伝えると笑顔で対応してくれる、人当たりのいい方でしたが、自分の仕事に支障が出ることがあるとすごい剣幕で苦情を言いにくる変わった属性をお持ちの保護者さんでもありました。

ある時、運動会が延期になった時には

「必死の思いで休みを取ったのにどうするんですか?私の仕事はどうなるんですか?保育士はたくさんいるかもしれないけど、私の代わりはいないんですよ!責任とれるんですか!?」

と電話で言われたこともありました。

天気に左右される事なんだから仕方なくない?

というか、「保育士はたくさんいるかもしれない」の部分はいう必要なくない?

というか、あなたの仕事なんかしりませんよ…

という思いを胸に秘めながら、理不尽なクレームを耐えていたのを覚えています。

そしてある日、その保護者さんのお子さんが、お昼寝時におねしょをしてしまい、をお迎えに来たお祖母さんに「水洗いはしていますがもう一度綺麗にしてください」と汚れたシーツやタオルケット持ち帰ってもらったところ、次の日の朝にすごい剣幕で保育園にきました。

「先生大変でした!忙しい私が夜の20時過ぎにコインランドリーに走って、帰ってきたら21時を回ってました。国に関する仕事をしてる私と、たかが保育園の先生の仕事どちらが大切でしょうか?」と大声で怒鳴られてしまい

私もこの言葉にカチンときて「忙しいところありがとうございます。水洗いまではこちらでしますが、汚した時は持ち帰ってもらうのは決まっていますのでよろしくお願いします」

と反論、当然保護者は大激怒(笑)、もう止まりません。

私もその時は経験が浅く、たかが保育園の先生と言われたことに腹を立ててしまい、引く事ができなくなっていて「正直、あなたより忙しい方も夜勤のある方もやってくださってます!自分の子供でしょう?お願いします」と言ってしまったのが更に大失敗。

私では話にならないからと言われ主任が呼び出されることに。

その保護者は主任に、私への不満や、有る事無い事を言い始め一向に帰ろうとせず、園長が出てきて、なんとかなだめてその日は帰ってもらうという大騒ぎになってしまいました。

園長は私の言い分もしっかり聞いてくださり、理解してくださいましたが、保護者の方がそう捉えたということは、私にも非があるから、100とは言わないが、8割はしっかり受け止め反省し後日きちんと謝るよう言われました。

今にして思えば、園長のいう事はごもっともだし、当時の私は保育のプロとしてあまりに幼かったと思う反面、保育士って立場弱いよねって思ってます(笑)。

当時は、きまりを伝えた私のどこが悪いのかと腹を立て、なぜ謝らないといけないのか全然納得できませんでした。

腑に落ちないまま、保護者に謝罪したところ、「先生は今回のことを踏み台にして反省して成長に繋げたら良いかもしれませんが、私の気持ちを踏みにじったことは許さない」と言われ、ますます嫌な方だなと感じ、その学年が早く終わるように、そればかり考えていたように思います。

今あったとしても、その保護者は苦手だと思いますが、忙しい保育園だったこともあって、私も苦情が多い保護者だからといって自分からの関わりを避け、最低限の連絡事項のみの声掛けになっていた事で、子供の様子をあまり伝えられていなかったような気もします。

この時に思ったのが「忙しいと心にゆとりが無くなってやりたい保育ができない」ということでした。

人手不足の保育業界で「忙しくない保育園」はなかなか見つかりませんでしたが、保育方針や行事に対して、大きなこだわりがなかったので企業内保育を中心に探す事で、自分にあった保育士の形を見るける事ができました。

仕事が忙しい保護者からのクレームがきっかけで気づいた「私のやりたい保育」を実現できる場所が仕事が忙しい」保護者のための企業内保育というは皮肉を感じますね。

保育レベルも上がって、精神的にもゆとりのある今なら、あの保護者とも仲良くできるかもしれません(笑)。

保育士におすすめの利用した転職エージェント

保育士をやってる人の多くは、保育園が掲げる保育方針や保育理念を大切にしてると思いますが、私の様に子どもと関われればそれでいい、という人も少なくないのではないでしょうか。

理念は立派だけど保育の実態は…なんて園も多いので私は子どもと向き合える時間が多い、企業内保育で保育士をやってます。

企業内保育だと、保護者から感謝される事がすごく多くて「社会貢献してるな」って感じることも多いし、正直お給料がすごく高いので保育園に戻りにくいのが正直なところです。

私が転職した時に使ったのが院内保育や事業内保育を中心に紹介してくれる「保育バランス」という転職エージェントです。

転職は2回経験しましたが、どちらも「保育バランス」を利用しました。

院内保育や企業保育は子どもと向き合える時間も多いし、お給料が高いのも魅力なんですが、求人数が少ないのがデメリットでしたが専門的に扱ってる転職エージェントがあって助かりました。

私みたいに子どもと関わるのが好き、理念とか気にしないという人であれば「保育バランス」はオススメです。

エリート保護者と大喧嘩した話をしてくれた保育士さん

保育で大切なのは子供と接する時間 さん

保育で一番大切なのは行事とかカリキュラムよりも子どもと向き合ってる時間だと思ってます。

なので保育士をしていて一番楽しいのも子どもと一緒に何かをしてる時ですかね。

ストレスが溜まった時だけではないですが朝ヨガをやってます。

やってると頭がスッキリするのでイライラを意識しなくなっておすすめです。

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