大阪市にある保育園で働く10年目の保育士です。
担任を持っていると日々保育の準備に追われますよね。
延長保育の子どもたちをみてくれるためのパートの先生を雇っている園もあると思います。
その先生たちのおかげで準備や会議の時間が作れるのでとても助かります。
これはそんな延長保育のお手伝いに、保育の仕事は初めてだというパートの方が入ってきました時の話です。
言葉使いと態度のクセが強いパート保育士
私が働いていた保育園はパートを含めた新入社員に対して、それなりに手厚い保育園でした。
パート先生が入社すると正社員の先生たちと一緒に入って流れを覚えます。
そのパート先生が勤務を初めて2週目に入った頃、周りの先生から
「あの新しい先生大丈夫かなぁ・・・」という声が聞こえてきました。
どうやら態度や発言が気になるとのことです。
私はちょうどその時にあった行事の担当になっていて会議や準備の為
延長保育の業務に入ることがほとんどなく、接点がなかったのであまりピンときませんでした。
しかし私が担任を持っているクラスのお部屋が延長保育のお部屋になるので、
物を取りに入ったりすることがあるので、私もその先生がだんだん目につくようになりました。
ある日、子どもたちに話かけずにただ座っているだけのその先生の姿がありました。
私は「子どもたちに積極的に話し掛けてあげてくださいね~」と声を掛けてみました。
すると「名前がわからなくて」とのことでした。
「お名前教えてくださいって話しかけたら、子どもたち喜んで自己紹介してくれますよ」とアドバイスをしてその日は部屋を後にしました。
次の日その先生が子どもたちに話しかけている声が聞こえてきました。
「あんた誰?」
私はびっくりして、その聞き方は誰に対しても失礼だし、
子どもたちのお手本にならなくてはいけない立場としてよくないと注意をしました。
その時の返事も「あ、はい」だけでした。
「すみません、気をつけます!」といったような返事がくると思っていたので少しモヤっとしましがたが、それ以上は言うのをやめました。
注意をされる度に「私じゃない!」の言い訳
私が働いていた保育園では、常勤の先生と延長保育の先生とが全員集まってゆっくり話す機会はないので、コミュニケーションノートというものがありました。
私はある日、出勤してきたら保育室の机の上が消しカスや、鉛筆の削りカスだらけなのに気がつきました。
延長保育が終わったら掃除をして帰るのは当たり前なのですが、週に2回ほどみられたので、忘れがちになっているのかなぁと思いその旨をノートに書くことにしました。
『延長保育の先生方へ、お疲れ様です。机に消しカスなどが残っていることがありましたので、延長保育終了後に机の上を拭くようお願い致します。』
その日の夕方、出勤してきたパートの先生がまだ保育中だというのに私のクラスに入ってきて
「先生、ノートみたんですけどこれ、私じゃないです!」と言ってきたのです。
子どもたちの手前でそういった態度をとるのがまずどうなのかと思い、その旨を伝えた上で廊下に出てもらい、「誰とかじゃなくて、みんなで気をつけましょうという意味で書かせてもらったんで気をつけてもらえたら。」と伝えたのですが
去り際にまた「私じゃないんだけどなぁ。。。」と言われ、全然納得していない様子でした。
また、子ども用トイレに流し忘れが残っているのが何日か続いたので今度は誤解されないよう直接延長保育の先生に言って回りました。
しかしまたその先生は「私じゃないんですけど!」と返してきました。
どうして「こんなことがあったんだ、確認して帰ろう」ではなく「私じゃない」という考えになるのでしょう?
その方が今まで他にどんな仕事をしてきたのかわかりませんが、注意されて自分じゃないで通る会社がどこにあるのでしょうか?
仕事を教え様にも何を言ってもそう言った返しをされるので現場の職員たちはお手上げです。
色んな先生から上司にその先生の勤務態度に関する相談がいき、結局その先生は協調性がなく保育に向いていないかなということで、研修期間で契約解除になりました。
私も何度か転職しているので、色々な先生を見てきましたが研修期間中に契約解除になった先生をはじめてみました。
保育士におすすめの転職エージェント
私も他の保育士さんと同じく、転職エージェントを利用して新しい保育園に転職しました。
正直、どこの転職エージェントでもそんなに変わらないのかな?という感じはしてます。
どちらかというと担当してくれるコーディネーターさんが真面目かどうかの方が重要だと思います。
私が利用したのは「保育ひろば」という転職エージェントです。
紹介してくれる保育園も多く、コーディネーターさんの対応もよかったので、こだわりがない人はとりあえず 「保育ひろば」 に登録すればたくさん保育園を紹介してくれますよ。